CinDy

思い返せばあれはもう三年前、いや四年前、違う、五年前だったかもしれない、とりあえずそんぐらい前に僕が初めてAKBと言う存在を知った時彼女は既にチームBの一員として活動していた。その当時のBと言えば何と言うか垢ぬけないいもくさいちびっ子集団、的な感じだったのだがそんな中でなぜあの人だけあんななの?というオーラを振りまいていたのがシンディだった。気になって調べてみるとなんと彼女はチームAからの移籍組で年も随分離れているという。そりゃあ一人だけおかしなはずだわ、と何となく気になる存在ではあったがその当時の僕はもうあきもとさやかちゃん!しのだまりこちゃん!おおしままいちゃん!みたいな感じだったのでチームB?何ソレ美味しいの?みたいなスタンスでいました。やがて年月が経ちAKBという存在自体が知られ始めメディア露出も増え始めたころ、それと同時にその変わり始めていく環境に適応できなかった子達がボロボロと崩れて落ちていく、そんな時期がありました。僕は何故かその時シンディの事を思い彼女の曲を作ったのです。気持ち悪いですね。でも真剣でした。チームBのおねえちゃまがおねえちゃまじゃなくなってしまう、Bがボロボロになってしまう、と思っていたのです。本当に気持ち悪いですね。若かったので許してほしいです。まあそんなこんなで馬鹿みたいに自分に酔っていた僕は俺だけは絶対に一美を見捨てないんだ!という強い気持ちでいたのですがいつのまにやらそんな思いは何処へやら、フラフラとしているうちに組閣があり、チームAからチームBへやってきた一美さんはSDNへと行ってしまわれました。あらー一美さんも大変ねえーなんて傍観者気取っていたらなんとまあ遂に卒業と。SDNは解散しますって。なんじゃそりゃと心臓がバクバクしていたのを今でも覚えています。AからB、BからSDNと、48グループを渡り歩いてきた一美も遂に卒業、もう二度と見れなくなってしまうのね、と感傷に浸っていた僕はもう何でこうも成長しないんでしょうかね、また曲を作っていました。CinDy part2です。もうありったけの気持ち悪さを込めて作ったのです、一美にもう会えないんだ、もう二度と歌って踊ってるトコ見れないんだって、泣きながら作ったのに一美は渡り廊下に行きました。俺はバカでした。一美はAからB、BからSDN、SDNから渡り廊下へと、48グループを渡り歩いていったのです!おめでとう!渡り廊下のファンの人がどう思うかわかんないけどさ、俺は凄くいいと思うよ!だって一美ときくぢりんとまゆゆにはるごんらぶたんさんなんて、初期チームBじゃないか!すげえ楽しいと思うよ!そんなこんなで俺が泣きながら作ったCinDy part2は一美に送ることもなくなったのでインターネットの海に放り投げるぜ!聞いてください、俺で、CinDy。

あ、でもまだ暫定なのか。それでザンディなのね。残ディ。