焼きそばの話

今晩は、晩御飯はもう食べましたか?これくらいの時間だともう夜食の域に入るのでしょうかね。まあそんなことは置いておいて、焼きそばの話。好きかと言われれば好きでも嫌いでもなくまあ普通に食べます。ソース焼きそばでも塩焼き蕎麦でもいいです。けれど食べ方に拘りが合って、これはあまりお行儀がよろしくないし汚いので家の中でしかやらないのですが、焼きそばにお肉と野菜が入っているでしょう、先にそれだけを綺麗にほじくり出して麺だけの状態にしてから最後にその残った麺を食べるというのがもう僕はとてつもなく好きなのです。家庭によって中身は色々と変わってくると思うのですが僕の家では基本、豚バラ肉、キャベツ、ニンジン、もやし、タマネギ、そこにたまにピーマンが入っていたりするのです。お肉やキャベツ、ニンジンは大きいし色が付いているので比較的見つけやすいので楽に穿れるのですが厄介なのがもやしとタマネギですね、モヤシはともすると麺に間違えてしまうし、タマネギは同化してしまうんです。それを綺麗に箸の先で見つけ出し、麺だけの状態にして食べるのが好きなんですけど誰も分かってくれないし汚いからやめなさいと怒られるのですがやめられない。なるべく人前ではやらないようにしているのですが、家の中だと常にほじくって食べているんです。さてそんなへんてこな癖がありつつの、今晩のお話なのですが僕は今日アルバイトが早く終わったので、久々に家で晩御飯を食べようと思ったのです。しかし家族の皆は既に食事を済ませており、母が僕の分だけご飯を作ってやるというので出来上がるのを待っていました。数分後食卓に出てきた皿の中身を見て僕は非常にがっかりしました。白い皿の上にあったのは麺だけの焼きそばでした。何これ、と僕が問うと母は焼きそば作ってもいつも麺だけしか食べないからそれでいいのかなって、と、こう答えやがったのです。僕は麺だけの焼きそばが好きなのではなく、普通に出来上がった焼きそばから余計なものをほじくり出して先に食べてから麺だけの状態にしてそこから再び頂くという行為を含めての焼きそばが食べたかったのに!!!とくだらないことをダラダラと書いてきましたが、麺だけヤキソバおいしかったです。もうすぐ10月も終わりますね、くりびつてんぎょう!